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美容医療

眉下切開は老後にどうなる?傷跡や再手術のリスクを徹底解説

眉下切開は、加齢によって垂れ下がった上まぶたの皮膚を切除し、すっきりとした目元を取り戻す美容外科施術です。二重ラインを変えず、ナチュラルな印象を保ちながら若々しさを演出できることから、年齢問わず人気を集めています。

しかし一方で、「老後に傷跡が悪目立ちしないか」「再びたるんだ場合は再手術になるのか」といった将来への懸念を抱く方も少なくありません。美容医療において重要なのは“今の美しさ”だけでなく“10年後、20年後の自分の姿”まで見据えた選択です。

ここでは、眉下切開を受ける前に知っておくべき「老後に起こり得る変化」とその対処法について、医学的な観点と臨床的な事例を交えながら丁寧に解説します。

 

 

眉下切開とは?加齢に伴う目元のたるみ改善に効果的な施術

年齢を重ねると、多くの方が上まぶたのたるみや重さを自覚するようになります。こうした変化は、見た目の印象だけでなく、視野の狭まりやまぶたの不快感といった機能面の問題につながることもあります。
その根本的な改善策のひとつとして、眉下切開(眉下リフト)という外科的施術が注目されています。

この施術は、美容目的だけでなく、眼瞼下垂や皮膚弛緩症などの医療的適応にも関係し得る治療法であり、「自然な若返り」と「構造的改善」を両立できる点で優れた選択肢といえます。

上まぶたの構造とたるみの仕組み

上まぶたは、皮膚・皮下脂肪・眼輪筋・眼窩脂肪・挙筋腱膜などから構成されています。加齢により、以下のような変化が複合的に起こることで、まぶたのたるみが生じます。

  • 皮膚の菲薄化・弾力低下
  • 眼輪筋の緩み
  • 眼窩脂肪の下垂
  • 骨格構造の変化(眼窩の拡大)

この結果、まぶたが覆いかぶさるように下垂し、二重幅が狭くなる・目が小さく見える・眠たそうな印象になるといった外見的変化が現れます。進行すれば視野の上部が遮られることもあり、医学的には「上眼瞼皮膚弛緩症」と診断されることもあります。

眉下切開の術式と特徴

眉下切開とは、眉毛の下に沿って皮膚を切開し、過剰なたるみを切除して縫合する外科的手術です。眉下という自然な影に隠れる部位を切開するため、術後の傷跡が比較的目立ちにくいというメリットがあります。

  • 傷跡が眉毛の下に隠れるため、比較的目立ちにくい
  • 二重ラインを一切操作しないため、元の二重幅を保てる
  • 外側のたるみにも効果的で、ナチュラルな印象を損なわない
  • 加齢変化を逆行させる本質的なアプローチが可能

また、眉下切開は二重ラインを操作せずに上まぶたの皮膚を引き上げるため、元の二重をキープしたまま自然な変化を得やすいのが大きな特長です。美容外科手術でありながらも、「整形感」が出にくいため、ナチュラルな印象を希望する方に特に支持されています。

さらに、たるみの改善だけでなく、若年層におけるまぶたの厚み・左右差の修正として施術されることもあります。たとえば、もともとまぶたが重い、腫れぼったいといった悩みを持つ20代でも、眉下切開によって二重の幅が自然に整うケースもあります。

若年層にも適応される理由

眉下切開は中高年向けの施術というイメージを持たれがちですが、20代〜30代の若年層にも適応されるケースがあります。たとえば以下のような場合です。

  • まぶたが厚ぼったく、二重幅が狭く見える
  • 左右差のある二重を整えたい
  • 二重整形後に重瞼ラインが埋もれてしまった

こうしたケースでは、二重全切開ではなく眉下切開で上まぶたの厚みだけを軽減することで、より自然に整った目元を実現することができます。

他のまぶた治療との違い

まぶたのたるみに対する施術には他にもさまざまな選択肢がありますが、眉下切開はその中でも「ナチュラルさ」と「効果の持続性」において優れたバランスを持っています。

以下の比較表で、代表的な手術と眉下切開の違いを整理してみましょう。

項目 眉下切開 二重全切開術 糸リフト
傷の位置 眉毛の下(毛に隠れる) 二重ライン上(まつげ寄り) 目立たない箇所に糸を挿入
効果の持続 半永久的(加齢変化により再変化もあり) 原則半永久(癒着が浅い場合は変化あり) 数ヶ月〜1年(コラーゲン再生依存)
二重幅への影響 なし(自然な形を保持) 二重幅を自由にデザイン可能 変化は限定的
ナチュラルさ 非常に高い デザイン次第(不自然さのリスクも) 軽微な変化のみ
主な対象年齢 30〜50代中心/20代も適応あり 20〜50代広く対応 全世代対象(軽度たるみに有効)

二重全切開術はくっきりとした二重を作る目的で行われ、まぶたの脂肪や皮膚も同時に処理されることが多いですが、目元の印象が大きく変わる可能性があるため、ナチュラル志向の方には不向きな場合もあります。

一方、糸リフトはメスを使わずにリフトアップを狙える施術ですが、効果は一時的であり、皮膚のたるみが強い場合には不十分なことがあります。

その点、眉下切開は「切開術でありながら傷が目立ちにくい」「二重ラインを崩さない」「効果が長期間持続する」といった特長を併せ持ち、とくに加齢に伴う上まぶたのたるみに対して本質的なアプローチができる点で優れているのです。

 

眉下切開後の老後に起こり得る変化とその理由とは?

眉下切開は、上まぶたのたるみを根本から改善する外科的施術であり、その自然さと持続性から幅広い世代に選ばれています。特に加齢性の変化に対応する施術として高い評価を得ていますが、美容医療において本当に大切なのは「時間が経っても満足が続くか」という視点です。

ここでは、眉下切開を受けた後、10年後・20年後といった長期スパンで起こり得る変化とその理由、そしてその対策までを、医学的知見に基づいて詳しく解説します。

加齢による皮膚変化と傷跡の変化

眉下切開の傷跡は、術後半年〜1年ほどで自然に目立ちにくくなるのが一般的です。ただし、加齢に伴う皮膚の菲薄化(ひはくか)や弾力低下により、術後10年以上が経過すると、以前は目立たなかった瘢痕(はんこん)が浮き出たように見えることがあります。

特に以下のような加齢要因が、傷跡の見え方に影響します。

  • コラーゲンやエラスチンの減少
  • 皮膚の透明度上昇による光の反射変化
  • 紫外線ダメージの蓄積による色素沈着や皮膚脆弱化

これらはあくまで生理的変化であり、手術の失敗ではありません。ただし、UVケアや高保湿ケアを継続していた患者は、老後においても傷跡が目立たないまま維持されている例も多く見られます。

再びたるむ可能性はある?

眉下切開は一度の施術で長期的な効果が期待できますが、「その後の人生でまぶたが再びたるむことはあるか」という問いには、「ある」と答えるのが医学的に正確です。

  • 再たるみの主な原因は以下のとおりです。
  • 額やこめかみなど、上顔面全体の皮膚の下垂
  • 眼窩の拡大による脂肪の前方突出
  • 表情筋(特に前頭筋)の機能低下

これらは手術をしていない他部位の加齢性変化であり、まぶた周辺の構造全体が再びたるんでくることで、手術済みのまぶたも巻き込まれる形で再たるみを起こすことがあります。

特に術後10〜20年程度を経過したあたりから、再調整や他施術との併用を希望するケースが一定数報告されています。

再手術が必要になるケースとは?

再手術の必要性は患者によって異なりますが、以下のような状態が現れた場合、医師と相談のうえ再手術を検討することがあります。

  • 再びまぶたの皮膚が視界にかかるようになった
  • 傷跡が隆起・凹みなどで目立つようになった
  • 左右差や目元全体のバランスが崩れてきた
  • 額・こめかみなど他部位のたるみが連動して目元に影響している

このようなケースでは、眉下切開の再施術だけでなく、こめかみリフト・HIFU・眼窩脂肪の再調整などを併用することで、より包括的な若返りが可能になります。

再手術においては、初回施術のデザインや瘢痕の位置を尊重しながら行う技術が求められるため、必ず実績豊富な医師による評価が必要です。

 

眉下切開は何歳で受けるべき?施術タイミングと年齢別の目的

前章では、眉下切開の長期的な変化と老後の再調整の可能性について詳しく解説しました。しかし、読者の中には「そもそも私はこの施術を今受けるべきなのか?」「早すぎると逆に悪影響になるのでは?」と悩まれている方もいるはずです。

ここでは、年齢別に異なる「施術の目的」と「適応判断のポイント」を整理しながら、眉下切開を検討すべき最適なタイミングとはいつなのかを明らかにします。

20代|厚みや奥二重対策

20代での眉下切開は「たるみ改善」というよりも、以下のようなまぶたの構造的特徴の改善を目的として行われるケースが多くなっています。

  • まぶたが分厚く、二重幅が狭く見える
  • アイプチ・メザイクをやめたい
  • 左右差を改善したい
  • 重瞼術(二重整形)後に皮膚がかぶってしまった

このような悩みに対して、二重のラインを変えずに上まぶたのボリューム感だけを軽減するという手法として、眉下切開が選択されることがあります。

ただし、20代では皮膚の張りが強く、切除が過剰になりやすいため、適応を見極める慎重な判断が不可欠です。「美容整形を早く受ければ良い」という単純なものではなく、骨格・皮膚状態・ライフステージを総合的に考えた上での医師の診断が重要です。

30代|予防と自然さを重視

30代は、加齢によるまぶたのたるみが「気になり始める」タイミングです。皮膚の厚みや脂肪のボリュームはまだ保たれているものの、

  • 二重幅がやや狭くなってきた
  • 目元が重たく見える
  • アイシャドウが乗りにくい

といった初期の変化を感じ始める方が増えてきます。

この段階での眉下切開は、「加齢による本格的なたるみが進行する前に、軽度の皮膚を整える予防的治療」として非常に有効です。特に、もともとまぶたが厚めの方や奥二重傾向のある方では、ナチュラルな印象を保ちながら上品な二重幅をキープする目的で選ばれることが多くなっています。

ただし、皮膚の変化がまだ軽度であるため、過剰な皮膚切除を行うと、将来的に皮膚の突っ張りや瘢痕の変形を招く可能性があるため、経験豊富な医師による適応判断が極めて重要です。

40〜50代以降|視野改善や実用性が中心

この年代になると、加齢により皮膚の弾力が低下し、まぶたのたるみが本格化してきます。以下のような悩みが増えてくるのもこの時期です。

  • まぶたの皮膚がかぶさって目が小さく見える
  • 二重のラインが消えてきた
  • 視野の上部が遮られるようになってきた
  • アイメイクが崩れやすくなった

こうした状態に対しては、美容目的だけでなく「視界の確保」や「生活の快適性向上」といった機能的意義も加わるため、施術の価値がより高まります。

また、40代以降になると皮膚の質感や回復力も若年層とは異なるため、傷跡管理・再発防止・将来の再調整まで含めた設計力が問われるフェーズです。熟練医師による長期設計と、術後ケアに対する理解と協力が求められます。

 

後悔しないための眉下切開|医師選びとカウンセリングのポイント

これまでの章で述べたように、眉下切開は加齢によるまぶたのたるみに対して自然な変化をもたらす優れた施術です。ただしその一方で、術後数年〜十数年にわたり「仕上がり」と「満足度」に影響し続ける重大な医療行為でもあります。

特に、どの年代で受けるにしても、医師の技術力と判断力、そしてカウンセリングの質が、結果を大きく左右するという事実は見逃せません。

ここでは、後悔しない施術のために絶対に外せないクリニックを選ぶ際のポイントと、カウンセリングの確認ポイントについて、専門的な視点から具体的に解説します。

信頼できるクリニックの条件とは?

眉下切開は、単にまぶたの皮膚を切って縫うだけの施術ではありません。術前の診断から施術後の経過までを一貫して見据えた設計力と解剖学的な理解、そして長期的な審美眼が問われる高度な外科的手技です。

  • 顔全体とのバランス設計(目の形・眉の高さ・額の筋肉など)
  • 術後の皮膚の落ち着き方を長期的に予測する能力
  • 術後の傷跡を最小限に抑える縫合技術
  • 老後の変化まで見越した切除量の調整

こうした高い水準を満たす医師かどうかを見極めるためには、いくつかの客観的な指標が役立ちます。たとえば、日本美容外科学会(JSAPSまたはJSAS)への所属は、一定以上の専門知識と症例経験がある医師であることの証明になります。また、眉下切開における過去の症例数が豊富であり、かつ術後数年にわたる経過の写真を提示できるかどうかも重要な判断材料です。

さらに、加齢変化や再手術に関する知見を持ち、「この患者が10年後どう変化するか」を具体的に語れるか。そして、カウンセリング時にただ抽象的な説明を繰り返すのではなく、写真・図・骨格モデルなどを使って視覚的にわかりやすく構造を説明できるかどうか。こうしたすべての要素を総合して、信頼に値する医師かどうかを判断するべきです。

カウンセリング時に確認すべき質問

カウンセリングでは、ただ「不安を聞いてもらう」のではなく、手術の質と術後の見通しを左右する重要な確認の場として活用すべきです。とくに以下のような質問は、医師の対応力・知識の深さ・信頼性を測る上で非常に有効です。

質問項目 なぜ必要か チェックポイント
傷跡は将来どうなるか? 加齢や皮膚の変化で見え方が変わるため 経過写真瘢痕対応の説明が具体的であるか
何年後に再手術が必要になる可能性は? 効果の持続と老化の進行に関する見通しを知るため 10年〜20年後の実例再手術の選択肢の提示
術後トラブルが起きた場合の対応は? トラブル時にどのようなサポート体制があるか確認する 再診制度の有無/修正対応の条件を明示しているか
初回の仕上がりに不満が出た場合は? 修正や再調整の制度の有無が満足度に直結するため 無料or有料再手術の有無/修正可能な範囲の説明

施術結果に対する満足度を決めるのは、術直後の見た目ではなく、「数年後にどう落ち着いているか」です。そのため、術前カウンセリングの時点で、将来の加齢変化や再手術の可能性を正直に伝えてくれる医師こそが信頼できる存在だといえます。

 

まとめ

眉下切開は、まぶたのたるみを根本的に改善できる優れた美容医療であり、見た目の印象だけでなく視野の改善にもつながる施術です。しかし、年齢を重ねるごとに皮膚の質感やハリは変化し、術後の傷跡や仕上がりも年月とともに影響を受けます。

将来的に再たるみや目元バランスの変化が起こる可能性もあるため、「今の悩み解消」と「老後の変化」の両方を踏まえた判断が欠かせません。

信頼できる医師と十分なカウンセリングを行い、長期的視点でのプラン設計を行うことが、後悔しない美容医療への第一歩です。この記事を通じて、未来の自分にも納得できる施術選びのヒントが得られることを願います。

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