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ひどい生理痛から解放されたい!立ち仕事・学校でもできる対策とは?

「またこの痛みが…」毎月やってくる生理のたびに、重く憂鬱な気分になっていませんか?特に、長時間の立ち仕事や学校の授業中など、自分のタイミングで休むことが難しい状況での激しい腹痛や腰痛は、本当につらいものです。

市販の鎮痛剤でなんとか乗り切ってはいるものの、「薬が手放せない」「いつまでこの痛みが続くんだろう」と、終わりの見えない不安を感じている方も少なくないでしょう。しかし、そのひどい生理痛を「いつものことだから」「体質だから」と諦めて我慢し続けるのは、実はとても危険なサインかもしれません。その痛みには、単なる生理現象だけでなく、将来の健康に関わる病気が隠れている可能性も。

ここでは、あなたの生理痛のタイプを正しく知るためのセルフチェックから、仕事中や学校でもこっそりできる緊急対策、そして根本から体質を見直す食事法や専門的な治療法まで、あなたがひどい生理痛から解放されるための具体的な方法を徹底的に解説していきます。

 

 

そのひどい生理痛って放置は危険?まずは自分のタイプを知ろう

毎月繰り返される生理痛。「体質だから仕方ない」「鎮痛剤を飲めばなんとかなる」と、つい我慢してしまっていませんか。しかし、あなたが感じているそのひどい生理痛は、単なる不調ではなく、体からの重要なサインかもしれません。

痛みを放置することは、日常生活の質を低下させるだけでなく、将来の健康、特に妊娠や出産にも関わる病気を見過ごすリスクをはらんでいます。効果的な生理痛の対策を行うための第一歩は、ご自身の痛みの原因やレベルを正しく理解することから始まります。

ここでは、なぜ痛みが起こるのかという根本的なメカニズムから、ご自身の症状を客観的に把握するためのセルフチェック、そして痛みの裏に隠れている可能性のある病気について、詳しく解説していきます。

なぜ生理痛は起こるの?痛みのメカニズムを解説

生理のたびにやってくる下腹部のズーンとした痛みや、締め付けられるような痛み。この不快な症状の主な原因物質は、「プロスタグランジン」です。この物質は、排卵後から生理直前にかけて子宮内膜でつくられ、生理が始まると経血とともに排出されます。プロスタグランジンの重要な役割は、子宮を収縮させることで、不要になった子宮内膜を血液(経血)として体の外へスムーズに押し出すことです。

しかし、このプロスタグランジンの分泌量が多すぎると、子宮の収縮が必要以上に強くなってしまいます。ちょうど雑巾を強く絞りすぎると水がたくさん出るように、子宮がギュッと過剰に収縮することで、キリキリとした激しい痛みを引き起こすのです。

さらに、この強い収縮は子宮内の血管を圧迫して血行不良を招き、痛みを増強させます。また、特に10代など若い世代では、子宮がまだ未熟で経血の出口(子宮頸管)が硬く狭いために、経血を押し出そうとして子宮がより強く収縮し、痛みの原因となることもあります。プロスタグランジンは痛みや炎症を引き起こす物質でもあるため、頭痛や腰痛、吐き気といった全身の不調を伴うことも少なくありません。

あなたの生理痛はどのレベル?セルフチェックリスト

ご自身の痛みがどの程度のものなのか、客観的に把握することは適切な対策を見つける上で非常に重要です。医学的には、生理に伴う病的症状を「月経困難症」と呼びます。以下のリストを使って、ご自身の状態がどのレベルに当てはまるかチェックしてみましょう。

チェック項目 軽度 中等度 重度(月経困難症の可能性)
日常生活への支障 痛みはあるが、仕事や学業、家事などは普段通りこなせる。 痛みが気になり、仕事や勉強への集中力が落ちることがある。少し休みたいと感じる。 痛みがひどく、横にならないと耐えられない。仕事や学校を休むことがある。
鎮痛剤の使用 ほとんど使用しないか、お守り代わりに持っている程度。 生理のたびに1〜2日は服用する。薬を飲めば日常生活は送れる。 薬が効かないことがある。または、規定量以上を服用しないと痛みが収まらない。
痛みの特徴 生理初日〜2日目にごく軽い下腹部痛や違和感がある程度。 生理期間中、継続的に下腹部や腰に重い痛みがある。 吐き気、頭痛、めまいなどを伴う。年々痛みが強くなっている、または経血量が増えている。

もし重度の項目に一つでも当てはまる、あるいは中等度の項目に複数当てはまる場合は、医療機関での相談を検討しましょう。

「機能性」と「器質性」の違いとは?病気が隠れている可能性も?

月経困難症は、原因によって大きく2つのタイプに分けられます。

一つは「機能性月経困難症」です。これは、特定の病気が背景にあるわけではなく、プロスタグランジンの過剰分泌や血行不良、ストレスなどが原因で起こるものです。特に思春期から20代前半の若い世代の生理痛の多くがこのタイプにあたります。

もう一つは「器質性月経困難症」です。こちらは、子宮や卵巣に何らかの病気が隠れていて、それが原因で痛みが引き起こされている状態を指します。20代後半から増え始め、30代、40代と年齢が上がるにつれてリスクが高まります。代表的な病気には以下のようなものがあります。

  • 子宮内膜症:子宮の内側にあるべき組織が、卵巣や腹膜など子宮以外の場所で増殖・出血を繰り返す病気。月経のある女性の約10人に1人が罹患すると言われています。
  • 子宮筋腫:子宮の筋肉にできる良性の腫瘍(こぶ)。30歳以上の女性の20〜30%に見られます。
  • 子宮腺筋症:子宮内膜に似た組織が、子宮の筋肉の層の中に入り込んで増殖する病気。

これらの病気を放置すると、痛みが悪化するだけでなく、将来の不妊の大きな原因となり得ます。特に子宮内膜症は、不妊症の女性の30〜50%に見つかるという報告もあり、決して軽視できません。だからこそ、ひどい生理痛を「いつものこと」で済ませず、一度専門医に相談し、原因をきちんと調べることが、あなた自身の体を守るために何よりも大切なのです。

 

【シーン別】今すぐできる!生理痛の対策

ご自身の生理痛の背景にある原因やタイプについて理解を深めたところで、次にお伝えしたいのは、まさに「今」襲ってくるつらい痛みへの具体的な対処法です。特に、自分のペースで休むことが難しい立ち仕事や学校、デスクワークの最中の痛みは、精神的にも大きな負担となります。

しかし、諦める必要はありません。ここでは、周りに気づかれにくく、仕事や授業の合間にも実践できる応急処置をシーン別に詳しくご紹介します。鎮痛剤が手元にない時や、薬だけに頼りたくない時の「お守り」として、ぜひ覚えておいてください。

また、多くの方が頼りにしている鎮痛剤の効果を最大限に引き出し、安全に使うための正しい知識についても解説します。

立ち仕事中・接客中に痛みが…そんな時の応急処置

一日中立ちっぱなしの仕事や、笑顔を絶やせない接客業の最中に襲ってくる生理痛は、本当につらいものです。しかし、そんな状況でも周囲に気づかれず、こっそりと痛みを和らげる方法があります。

まずは、血行を促す簡単なストレッチです。長時間同じ姿勢でいると、骨盤内の血流が滞り、痛みが悪化しがちです。バックヤードなどで、かかとをゆっくり上げ下げしたり、足首を内外にぐるぐると回したりするだけでも、ふくらはぎのポンプ機能が刺激され、全身の血行が改善します。これらの動きは、下半身に溜まった血液を心臓に戻す手助けをし、骨盤周りのうっ血を和らげます。

次に、温熱療法です。使い捨てカイロなどを活用して体を温めることは、生理痛対策の基本であり、非常に効果的です。いくつかの研究では、約40℃の温熱パッドによる下腹部の加温は、鎮痛剤(イブプロフェンなど)と同等の鎮痛効果があったと報告されています。

効果的な場所は、おへその指3〜4本分下にある下腹部と、お尻の割れ目の少し上にある「仙骨(せんこつ)」です。下腹部を温めると子宮の緊張がほぐれ、仙骨周辺を温めると骨盤全体の血行が促進されます。直接肌に貼らず、必ず衣服や腹巻きの上から使用し、低温やけどには十分注意してください。

休憩時間には、ツボ押しもおすすめです。内くるぶしから指4本分上にある「三陰交(さんいんこう)」や、膝のお皿の内側、指3本分上にある「血海(けっかい)」は、婦人科系の不調に効果的とされるツボです。親指で5秒ほどかけてゆっくり圧を加え、ゆっくり離す、という動作を数回繰り返してみてください。

学校・デスクワーク中にできること

座りっぱなしの姿勢も、立ち仕事と同様に血行不良を招き、生理痛を悪化させる原因になります。特に下半身の冷えは痛みを強くするため、工夫が必要です。

まずは、徹底した冷え対策から。ひざ掛けでお腹から太ももまでを覆い、お尻の下にクッションや丸めたカーディガンを敷いて、下半身全体を冷えから守りましょう。

次に、座ったままできる軽いストレッチを取り入れましょう。椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばしたまま骨盤をゆっくりと前後に倒す(おへそを覗き込むように背中を丸める⇔胸を張る)動きは、固まりがちな骨盤周りの筋肉をほぐしてくれます。周りに人がいなければ、両足を床につけたまま上半身をゆっくり左右にひねる動きも、腰痛の緩和に効果的です。

授業や会議の合間には、体を温める飲み物を意識して選びましょう。コーヒーや緑茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインは血管を収縮させる作用があり、痛みを悪化させる可能性があります。ノンカフェインのハーブティーや白湯、生姜湯などがおすすめです。特に生姜に含まれる成分は血行を促進し、体を内側から温めてくれます。

鎮痛剤の正しい使い方

ひどい生理痛の対策として、鎮痛剤は非常に有効な選択肢です。その効果を最大限に引き出すには、正しい知識が重要になります。

最も大切なポイントは、「痛くなる前に飲む」ことです。市販の鎮痛剤の多くは「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」に分類され、イブプロフェンやロキソプロフェンといった成分が含まれます。これらは痛みの原因物質であるプロスタグランジンの生成そのものを抑えることで効果を発揮します。

痛みのピーク時に飲むと、すでにプロスタグランジンが大量に産生されてしまっているため、薬の効果が出にくくなります。「そろそろ痛くなりそう」と感じたタイミングや、生理が始まった直後のまだ痛みが軽いうちに服用するのが最も効果的です。

また、服用する際は空腹時を避け、多めの水またはぬるま湯で飲みましょう。実はプロスタグランジンには、胃の粘膜を保護する大切な役割もあります。NSAIDsはその生成を抑えてしまうため、胃に負担がかかりやすいのです。食事や牛乳などで胃に膜を作ってから服用するのが理想です。

もし、「薬が効かなくなってきた」「飲む量がどんどん増えている」と感じる場合は、自己判断で薬の量を増やすことはせず、必ず婦人科などの専門医に相談してください。

 

体の内側から整える!生理痛を緩和する食べ物・飲み物

カイロやストレッチ、鎮痛剤といった緊急対策は、つらい痛みを乗り切るための心強い味方です。しかし、毎月の憂鬱を根本から断ち切るためには、体の内側からのアプローチ、つまり日々の「食事」を見直すことが欠かせません。

私たちが口にするものは、ホルモンバランスや血行、そして痛みの感じ方にまで深く関わっています。生理期間中はもちろん、普段の食生活から少し意識を変えるだけで、痛みが起こりにくい体質へと整えていくことが可能です。

ここでは、生理痛の緩和に役立つ栄養素を豊富に含む食べ物から、逆に痛みを悪化させる可能性のある控えたいもの、そして心と体を優しくいたわるハーブティーまで、具体的な食事の対策を詳しくご紹介します。

生理中に積極的に摂りたい栄養素と食べ物

生理痛を和らげるためには、特定の栄養素を意識して摂取することが効果的です。特に生理前から生理期間中にかけて積極的に摂りたい代表的な栄養素と、それらを多く含む食品を以下にまとめました。日々の献立に上手に取り入れてみてください。

栄養素 主な働き 多く含まれる食品
カルシウム &
マグネシウム
筋肉の収縮に深く関わるミネラル。血中のカルシウム濃度が低下すると筋肉が興奮しやすくなり、子宮の過剰な収縮に繋がります。マグネシウムと共にバランス良く摂ることで、筋肉の正常な働きを保ち、痛みを和らげます。 乳製品、小魚、大豆製品、小松菜、ナッツ類、海藻類
ビタミンB6 女性ホルモン(エストロゲン)の代謝に関わり、ホルモンバランスを整えます。また、幸福感をもたらす神経伝達物質セロトニンの合成を助け、精神的な落ち込みを和らげる働きも期待されます。 カツオ、マグロ、サケ、牛レバー、鶏肉、バナナ、さつまいも
オメガ3系脂肪酸
(EPA, DHA)
体内の炎症を抑える働きがあります。炎症を引き起こすプロスタグランジンの材料となるオメガ6系脂肪酸の働きを抑制し、痛みを緩和する効果が多くの研究で示されています。 サバ、イワシ、サンマなどの青魚、アマニ油、えごま油、くるみ
ビタミンE 強い抗酸化作用を持ち、血行を促進する働きがあります。プロスタグランジンの産生を抑える効果も報告されており、継続的な摂取で月経痛が軽減したという研究結果もあります。 アーモンド、かぼちゃ、アボカド、うなぎ、植物油(ひまわり油など)
鉄分 経血で失われがちな血液の材料となり、貧血を予防します。動物性食品に含まれる「ヘム鉄」は吸収率が高く、植物性食品の「非ヘム鉄」はビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップします。 レバー、赤身肉、あさり(ヘム鉄)、小松菜、ほうれん草(非ヘム鉄)

逆に控えたい食べ物・飲み物

積極的に摂りたい食品がある一方で、生理痛を悪化させる可能性があるため、この時期は少し控えたい食べ物や飲み物も存在します。

体を冷やすもの

冷たい飲料や夏野菜などは内臓を冷やし、血行不良を招きます。血行不良は痛みを増強させる大きな要因です。

カフェイン

コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには血管を収縮させる作用があり、子宮周りの血流を悪化させる可能性があります。

アルコール

一時的に血行が良くなりますが、その後血管が拡張することで骨盤内がうっ血し、かえって痛みを悪化させる場合があります。

飽和脂肪酸やオメガ6系脂肪酸が多い食品

肉の脂身、バター、マーガリン、インスタント食品、スナック菓子などに多く含まれるこれらの脂肪酸は、体内の炎症を促進するタイプのプロスタグランジンの材料となり、痛みを強める原因と考えられています。

生理中の体をいたわるハーブティー

生理中の飲み物として特におすすめしたいのが、ノンカフェインで心と体に優しく作用するハーブティーです。たとえば、カモミールに含まれる「アピゲニン」という成分には、心身をリラックスさせ、筋肉のけいれんを鎮める働きがあるとされ、生理中の緊張や不安感を和らげてくれます。

また、ジンジャーなどの生姜の辛味成分である「ジンゲロール」や「ショウガオール」には、血行を促進し体を温める働きがあります。いくつかの研究では、鎮痛剤と同程度の鎮痛効果を持つ可能性も示唆されています。

その他、ラズベリーリーフティーは、「安産のハーブ」とも呼ばれ、子宮の筋肉の緊張を緩め、働きを調整する作用があると言われています。ただし、子宮を収縮させる作用を持つ可能性も指摘されているため、妊娠初期の方は念のため飲用を避けた方が良いでしょう。

 

腰痛・頭痛・眠気・貧血…つらい随伴症状への複合的アプローチ

生理中の食事を意識して体を内側からいたわっても、なお私たちを悩ませるのが、腹痛以外のさまざまな不調です。ズーンと重い腰痛、ズキズキと脈打つ頭痛、仕事や勉強に集中できないほどの強い眠気や貧血によるだるさ。これらの症状は「随伴症状」と呼ばれ、ひどい生理痛に付随して現れることが少なくありません。

腹痛だけでもつらいのに、なぜこんなにも多くの不調が一度に襲ってくるのでしょうか。ここでは、代表的な随伴症状である「腰痛」「頭痛」「眠気・貧血」を取り上げ、それぞれの原因を紐解きながら、症状を和らげるための具体的な対策を解説していきます。

【腰痛】なぜ生理で腰が痛むの?原因と対策ストレッチ

生理になると決まって腰が重くなる、という方は非常に多くいます。その原因は複合的です。まず、痛みの原因物質であるプロスタグランジンが子宮だけでなく腰周りの筋肉も収縮させ、血行不良を引き起こします。

また、生理中は骨盤内のうっ血(血流の滞り)が起こりやすく、周辺の神経が圧迫されることも痛みの原因です。さらに、排卵後から分泌されるリラキシンというホルモンが、骨盤の関節を支える靭帯を緩めるため、骨盤が不安定になり腰に負担がかかりやすくなることも影響しています。

このような生理中の腰痛には、テニスボールを使った腰のマッサージなどで血行を促進し、筋肉の緊張を和らげるセルフケアとしてストレッチが有効です。

【頭痛】ズキズキ・ガンガン…タイプ別の対処法

生理前や生理中に起こる頭痛には、主に2つのタイプがあり、対処法が正反対のため、ご自身の痛みの特徴を見極めることが重要です。

生理前に女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少することが引き金となり、脳の血管が拡張して炎症を起こすことで発生します。「ズキン、ズキン」と脈打つような痛みが特徴で、吐気や光・音への過敏さを伴うこともあります。

対処法として、冷やす・安静にするのが基本です。冷却シートなどで痛む部分を冷やし、光や音の刺激を避けて静かな部屋で休みましょう。

また、生理中の血行不良や、痛みによるストレスで首・肩の筋肉がガチガチに緊張し、頭部への血流が悪くなることも起こります。頭全体が締め付けられるような、重い痛みが特徴です。

この場合は、温める・動かすのが基本です。蒸しタオルなどで首の後ろや肩を温め、血行を促進しましょう。座ったまま首をゆっくり回したり、肩を上げ下げしたりするストレッチで、筋肉の緊張を直接ほぐすのが効果的です。

【眠気・貧血】仕事に集中できない…原因と食事でのケア

生理中に訪れる強い眠気や倦怠感は、ホルモンと栄養不足が原因です。生理前に分泌が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)は、体内で分解されるとその代謝物に眠気を誘う作用があるため、生理中も強い眠気が続くことがあります。

さらに深刻なのが、鉄欠乏性貧血のリスクです。正常な月経における経血量は1周期あたり20ml〜140mlとされています。これを超えると「過多月経」の可能性があり、経血とともに体内の鉄分が過剰に失われます。鉄は全身に酸素を運ぶヘモグロビンの材料であるため、不足すると脳が酸欠状態になり、強い倦怠感やめまい、集中力の低下を引き起こします。

これらの対策には、やはり日々の食事が重要です。第3章でご紹介した鉄分豊富な食材を積極的に摂るとともに、鉄分の吸収を助けるビタミンCを一緒に摂る工夫をしましょう。

例えば、ほうれん草(非ヘム鉄)のおひたしにレモン汁(ビタミンC)をかけたり、赤身肉(ヘム鉄)のステーキにブロッコリーやパプリカ(ビタミンC)を添えたりするのがおすすめです。

 

それでも改善しないひどい生理痛は専門医へ相談を!

これまで、シーン別の緊急対策から、食事による体質改善、そして腰痛や頭痛といったつらい随伴症状へのアプローチまで、ご自身でできる様々な生理痛対策をご紹介してきました。

これらのセルフケアは多くの女性にとって有効な手段ですが、それでも痛みが改善しない、あるいは年々悪化していると感じる場合、それはあなたの体からの「専門家の助けが必要」という重要なサインです。婦人科の受診をためらう気持ちは、誰にでもあるかもしれません。

しかし、その一歩は、単に痛みを和らげるだけでなく、将来の健康を守り、より快適な毎日を取り戻すための最も確実で前向きな選択です。ここでは、どのような場合に婦人科を受診すべきかという具体的な目安から、検査内容への不安を和らげるための解説、そして医療機関で受けられる専門的な治療法まで、詳しくお伝えしていきます。

婦人科受診の目安は?

「このくらいの痛みで病院に行っていいのかな?」と迷う必要はありません。特に、以下のようなサインが見られる場合は、我慢せずに専門医に相談することを強くお勧めします。

  • 鎮痛剤が効かない、または量が増えている:市販の鎮痛剤を規定量飲んでも痛みが収まらない、あるいは以前よりも飲む回数や量が増えている。
  • 痛みがだんだん強くなっている:生理のたびに痛みが悪化しており、子宮内膜症などの進行性の病気が疑われる。
  • 日常生活に支障が出ている:痛みのために仕事や学校を休んでしまうなど、日常生活の妨げになっている状態は、治療対象となる「月経困難症」です。
  • 経血量が多い・レバー状の塊が出る:1周期あたりの経血量が140ml以上(夜用ナプキンが1〜2時間でいっぱいになるなど)の状態は「過多月経」と呼ばれ、子宮筋腫や子宮腺筋症が原因の可能性があります。
  • 妊娠を希望している:ひどい生理痛の原因となる子宮内膜症などは不妊に繋がることが知られており、早期治療が将来の選択肢を守ります。

婦人科ではどんな検査をするの?

婦人科での検査に不安を感じるかもしれませんが、どの検査も最適な治療法を見つけるために不可欠です。医師は日々多くの患者さんの相談に乗っており、デリケートな悩みに慣れていますので、安心してご相談ください。

  • 問診:症状について詳しくお話を伺います。最終月経日、生理周期、痛みの程度、経血量などを事前にメモしておくとスムーズです。
  • 内診:医師が腟から指を入れ、お腹の上からもう片方の手で押さえて、子宮や卵巣の大きさ、硬さ、痛みの有無などを確認します。
  • 経腟超音波(エコー)検査:プローブと呼ばれる細い器具を腟内に挿入し、超音波で子宮や卵巣の状態をモニターで詳細に観察します。子宮筋腫や子宮内膜症による卵巣の腫れ(チョコレートのう胞)などを確認できます。
  • その他の検査:必要に応じて、貧血の有無やホルモン値を調べる血液検査や、子宮内膜症の広がりなどをより詳しく見るためのMRI検査が行われることもあります。

医療機関でできる専門的な治療法

検査で原因が明らかになった場合、あなたのライフプランや症状に合わせて様々な治療法が提案されます。我慢する以外の選択肢は、たくさんあります。

  • 漢方薬:体全体のバランスを整え、冷えや血行不良といった体質からの改善を目指します。「当帰芍薬散」や「桂枝茯苓丸」などが体質に合わせて処方されます。
  • 鎮痛剤の処方:市販薬よりも作用の強い鎮痛剤や、あなたの痛みのタイプに合った薬が処方されます。
  • ホルモン療法:現代の月経困難症治療の主流となる方法です。(低用量ホルモン剤や黄体ホルモン製剤など)

これらの治療法は、ひどい生理痛を「病気」として捉え、積極的に治療していくための有効な手段です。あなたに合った対策を見つけるために、ぜひ一度専門医にご相談ください。

 

まとめ

ひどい生理痛の原因から、シーン別の具体的な対策、そして専門的な治療法に至るまで、多角的なアプローチをご紹介しました。大切なのは、まずご自身の痛みがなぜ起こるのか、どのレベルにあるのかを正しく理解することです。

ご紹介したストレッチやツボ押し、体を温める工夫は、つらい時の応急処置としてきっとあなたの助けになるはずです。また、日々の食事を見直すことは、痛みが起こりにくい体質への大きな一歩となります。そして何より、鎮痛剤が効かない、痛みが年々強くなる、日常生活に支障が出ているといった場合は、決して一人で抱え込まず、婦人科を受診することを強くお勧めします。

専門医への相談は、子宮内膜症などの病気の早期発見に繋がるだけでなく、低用量ピルや漢方薬など、あなたに合った適切な治療法を見つける最短の道です。これ事を参考に、どうか「仕方ない」と諦めずに、あなた自身に合った対策を実践してみてください。つらい痛みから解放され、もっと快適で自分らしい毎日を送ることは、決して不可能ではないのです。

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