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ボトックス注射10単位は少なすぎる?効果の持続期間と失敗しない適正量を解説!

美容クリニックの広告や料金表で頻繁に目にするボトックスの10単位という表記。一見すると手軽で安価な選択肢に映りますが、実際にこの量が「どのくらい」の効果をもたらすのか、医学的な適正量を正しく理解している方は多くありません。

特に、エラ(咬筋)の張りや眉間の深いシワに対して10単位のみを注入した場合、期待する変化が得られないばかりか、効果の持続期間が極端に短くなってしまうケースも散見されます。

ボトックス注射において最も重要なのは、一律の単位数ではなく、筋肉の量や強さに応じた「適正量」を見極めることです。10単位は、アゴの梅干しジワなど局所的な部位には有効な場合がありますが、発達した筋肉を抑制するには不十分なことが一般的です。

ここでは、10単位が医学的に適応となる部位の境界線と、単位数が不足した場合のリスク、そして失敗しないための適正量の目安について、客観的な臨床データや学会の知見を交えて解説します。安易な低価格プランに飛びつく前に知っておくべき、施術の判断基準を提供します。

 

 

ボトックス注射10単位の適応部位と効果の限界

クリニックの公式サイトや広告でボトックス10単位という表記を目にすることが増えていますが、医学的にどのくらいの効果をもたらすのか、正確に理解している方は多くありません。ボツリヌス療法において薬剤の投与量は、治療効果と持続期間を左右する最も重要な決定因子です。

10単位という量は、顔の表情筋全体に対して万能に効く量ではなく、特定の小さな筋肉や微調整には適していますが、大きな筋肉に対しては明らかに不十分なケースが大半を占めます。

ここでは、10単位が臨床的に適応となる具体的な部位と、筋肉量に対して投与量が不足した場合に起こりうる効果の限界について、解剖学的な観点から詳述します。

10単位で効果を実感しやすいシワの種類と特徴

ボトックス10単位が単独で十分な効果を発揮しやすい部位は、比較的筋肉の面積が小さく、かつ筋繊維の厚みが薄い箇所に限られます。代表的な適応部位として挙げられるのは、下顎にあるオトガイ筋の収縮によって生じる「アゴの梅干しジワ」です。

オトガイ筋は局所的な筋肉であるため、個人の筋肉量にもよりますが、標準的に4単位から8単位程度で緊張が緩和されることが多く、10単位あれば十分にカバーできるケースが一般的です。また、笑った時にできる目尻のシワ(カラスの足跡)についても、片側のみであれば数単位から調整が可能であり、両側合わせても軽度のシワであれば10単位前後で自然な改善が見込める場合もあります。

一方で、注意が必要なのが「眉間」や「額」への投与です。特に眉間の縦シワに関与する皺眉筋や鼻根筋に対しては、アラガン社の添付文書等における標準投与量は「20単位(4単位×5箇所)」と設定されています。

10単位での施術はいわゆる「低用量投与」の範疇に入り、シワが非常に浅い場合や予防目的以外では、筋肉の動きを十分に抑制できないことが少なくありません。投与量が筋肉量に対して不足している場合、神経終末からのアセチルコリン放出が早期に再開されるため、通常3ヶ月から4ヶ月持続すべき効果が、1ヶ月から2ヶ月程度で消失してしまう現象が臨床的に観察されます。

エラに対する一般的な推奨投与量との比較

美容医療において最もニーズの高い施術の一つであるエラボトックスに関しては、10単位での治療は医学的に見て推奨されるケースは極めて稀です。

エラの張りの原因となる咬筋は、食事や会話で日常的に使用される強大な筋肉であり、顔の表情筋の中で最も体積が大きく厚みがあります。この咬筋の活動を抑制し、筋肉を廃用性萎縮(使わないことで痩せさせること)に導くためには、筋肉全体に十分な濃度の薬剤を行き渡らせる必要があります。

日本国内の臨床現場や関連する学術論文等のデータに基づくと、エラに対する初回標準投与量は両側合計で40単位から60単位程度が目安とされています。筋肉が特に発達している男性や、重度の歯ぎしりがある方の場合は、80単位以上の投与が必要となることも珍しくありません。

これに対し、10単位(片側5単位ずつ)という量は、標準的な必要量の4分の1から6分の1程度に過ぎず、治療効果を得るための閾値に達しない可能性が高いと言わざるを得ません。

以下の表は、主要な部位における一般的な推奨単位数と、10単位での対応可否を整理したものです。

施術部位 一般的な推奨単位数(目安) 10単位での対応 備考
エラ(咬筋) 40~60単位以上 不十分 片側でも20~30単位が必要。10単位では変化を感じにくい。
眉間 20単位(標準) 条件付きで可 標準量の半量となるため、深いシワには不十分。予防や微調整向き。
10~20単位 条件付きで可 広範囲に打つため分散される。軽度のシワなら可だが全体カバーは困難な場合も。
アゴ(梅干しジワ) 4~8単位 適正 筋肉が小さいため、10単位以内で十分な効果が得られることが多い。
目尻 12~24単位(両側) やや不足 両側の場合、10単位では物足りない可能性がある。片側なら十分。

このように、エラへの10単位投与は、本来必要な用量を大幅に下回っています。クリニックによっては「初回限定10単位」といったプランが見受けられますが、これはあくまで痛みの程度確認や、アレルギー反応の有無を見るためのテスト的な意味合い、あるいは効果が不十分だった場合の追加注入(リタッチ)用として設定されている側面があります。

 

なぜ10単位だと足りないのか?エラへの適正単位量と追加費用の不安

前章では、ボトックス10単位が適応となるのはアゴの梅干しジワなど一部の局所的な部位に限られることを解説しました。しかし、中では、エラ治療の入り口として「片側10単位(両側20単位)」や、さらに少ない「両側10単位」といったプランが提示されている現状があります。

これにより、患者側には「10単位でも小顔効果があるのではないか」「安価に悩みを解消できるのではないか」という期待が生まれますが、医学的な適正量との間には大きな乖離が存在することが少なくありません。

咬筋の厚みや強さは個人差が大きく、適正量を下回る注入では期待した変化が得られないばかりか、中途半端に筋肉の一部だけが抑制されることで、逆に不自然な凸凹が生じるリスクさえあります。ここでは、なぜエラ治療において10単位では不十分とされるのか、その客観的な根拠と、マーケティング上の背景を紐解きつつ、追加注入に伴う費用の考え方について詳しく解説します。

エラが10単位で不足する客観的根拠と安価なプランの背景

咬筋肥大(エラの張り)に対するボツリヌス療法の標準的なプロトコルにおいて、十分な筋委縮効果を得るために必要な単位数は、両側合計で40単位から60単位が世界的な目安とされています。これは、咬筋が顔面の表情筋の中で最も体積が大きく、強力な収縮力を持っているためです。

臨床的な事実として、わずか10単位(片側5単位)のボトックスでは、咬筋のごく一部の繊維にしか作用せず、筋肉全体のボリュームを減少させるほどのインパクトを与えることは困難です。実際に、10単位のみを注入した症例では、数週間経過しても外見上の変化がほとんど認められないケースが大半を占めます。

では、なぜ効果が限定的であるにもかかわらず、10単位プランが広く宣伝されているのでしょうか。ここには、美容医療におけるマーケティング上の戦略が関係しているのではないかと推測します。ボトックス治療は定期的な継続が必要な施術であるため、初回施術のハードルを下げ、まずは治療を体験してもらうための「トライアル価格」として少量のプランが設定されているのです。この設定自体は、アレルギー反応の確認や痛みの程度を知る上では有用ですが、本格的な治療効果を求める患者にとっては誤解を招く要因ともなり得ます。

適正な単位数を判断するためには、医師による視診や触診だけでなく、超音波(エコー)検査を用いて筋肉の厚みを客観的に測定することもあります。咬筋の厚みが15mmを超えるような発達したケースであれば、60単位以上の投与が必要となることも稀ではありません。単位数にとらわれず、自身の筋肉量に基づいた診断を受けることが、遠回りを避けるための第一歩となります。

ボトックスのリタッチ保証の見方と注意点

10単位などの少量注入で開始した場合、効果が不十分であれば追加注入を検討することになりますが、ここで注意が必要なのがクリニックごとの保証制度と費用体系です。多くのクリニックでは「安心の保証制度」を謳っていますが、その適用条件は細かく設定されています。

一般的に、初回から適正量(例:40単位以上)を注入したにもかかわらず効果が認められない場合には無料でリタッチを行う保証が付帯することがありますが、もともと効果が限定的であると想定される10単位以下の少量プランには、保証が適用されないケースがほとんどです。

結果として、「最初は安く済むと思ったが、効果がないため追加注入を行い、最終的な総額は最初から適正量を打つよりも高くなってしまった」という事態に陥る可能性があります。ボトックス製剤は開封後の保存が難しく、一度の施術で必要量をまとめて注入する方が、技術料や処置料を含めたトータルコストが抑えられる傾向にあります。

カウンセリングの際は、提示されている金額だけで判断するのではなく、以下の点を確認することが賢明です。

  • 提示されたプランに「効果保証」や「リタッチ制度」が含まれているか
  • リタッチが必要になった場合の追加費用はいくらか
  • 自分の筋肉量に対して、その単位数でどの程度の効果が見込めるか(医師の予測)

安物買いの銭失いにならないためにも、目先の価格よりも「効果を出すために必要な量」を優先し、納得できる見積もりを提示するクリニックを選ぶ視点が求められます。

 

失敗や不自然を避けて10単位で満足度を最大化する条件

ボトックス注射の仕上がりや持続期間を左右する要素は、単に注入する「単位数(量)」だけではありません。同じ「10単位」を注入したとしても、使用する製剤の品質や、担当医がどの深さ・どの範囲に薬剤を投与するかによって、最終的な満足度は大きく異なります。

特に、10単位という限られた量を最大限に活かすためには、薬剤が持つ薬理学的な特性を理解し、解剖学に基づいた精密な注入技術が不可欠です。「どのくらい」の効果が得られるかは、量だけでなく「質」と「技」の掛け合わせによって決定されると言っても過言ではありません。

ここでは、失敗や不自然な表情といったリスクを回避し、少量投与でも納得のいく結果を得るために患者側が知っておくべき、製剤選びと医師選びの基準について専門的な視点から解説します。

製剤の純度がボトックス耐性と持続期間に与える影響

ボトックス注射に使用されるボツリヌス毒素製剤は、製品によって成分構成や純度に明確な違いが存在します。最も注視すべき点は、有効成分であるボツリヌス毒素を取り囲む複合タンパク質(Complexing Proteins)の有無と量です。

本来、治療に必要なのは中心部の毒素のみですが、製造過程において安定化のために複合タンパク質が含まれたままの製剤が多く流通しています。この複合タンパク質は、人体にとって異物(抗原)として認識されやすく、繰り返し体内に注入することで、免疫系が「中和抗体」を作り出してしまうリスクがあります。

中和抗体が産生されると、いわゆる「ボトックス耐性」がついた状態となり、薬剤を注入しても効果が現れにくくなる、あるいは効果の持続期間が極端に短くなるといった現象が起こります。

一度抗体ができてしまうと、その後どのメーカーの製剤を使用しても効果が得られなくなる可能性があるため、これは長期的な美容医療を受ける上で深刻な問題です。特に、精製技術が未熟な一部の安価な未承認製剤では、不純物が多く含まれている懸念があり、抗体産生のリスクが相対的に高いとされています。

製剤の種類 複合タンパク質 抗体産生リスク 特徴と推奨されるケース
従来型製剤(標準的) 含まれる あり 実績が豊富でデータが多い。一般的な治療に広く用いられる。
次世代型製剤(高純度) 除去済み 極めて低い 耐性がつきにくく、長期的な繰り返し投与に適している。
安価な未承認製剤 含有量不明確 比較的高い コスト重視だが、不純物による耐性リスクや品質のばらつきに注意が必要。

10単位という少量であっても、将来にわたって長く治療を継続したいと考えるならば、目先の価格の安さだけで選ぶのではなく、抗体産生リスクを最小限に抑えた高品質な製剤を選択することが、結果として「効き目」と「持続」を担保することにつながります。

医師の経験と技術力が少量注入の成否を分ける

10単位という量は、顔全体の筋肉量から見れば決して多い量ではありません。だからこそ、その限られたリソースを「どこに」「どのように」配分するかという医師の技術力が、仕上がりの良し悪しを決定づけます。

経験の浅い医師や解剖学の知識が不十分な場合、マニュアル通りに特定の一点にまとめて注入してしまいがちです。これにより、局所的に筋肉の動きが完全に止まってしまい、眉がつり上がる(スポックブロー)、目が重くなる(眼瞼下垂様症状)、笑顔が不自然になるといったトラブルが発生します。

熟練した医師は、10単位を細かく分散させて注入する多点注入(マイクロボトックス等の手技応用)や、筋肉の走行に合わせて深さを変える「打ち分け」の技術を駆使します。例えば、額のシワ治療において、筋肉の動きを完全に止めるのではなく、表面の繊維だけを緩めるように浅層へ少量ずつ注入することで、表情を保ったままシワだけを改善するナチュラルボトックスが可能になります。

また、エラへの注入においても、表層にある笑筋(笑う時に使う筋肉)への拡散を防ぎつつ、深層の咬筋へ的確にアプローチすることで、頬がこけたり口角が上がりにくくなったりする副作用を防ぎます。

適正量以下の10単位であっても、医師が筋肉の強弱を見極め、効果が出やすいポイントにピンポイントで作用させることができれば、一定の満足度を得られる可能性は高まります。逆に言えば、どんなに高品質な製剤を使用しても、注入層や位置がずれていれば効果は半減し、違和感だけが残ることになります。

ボトックス注射は「誰が打っても同じ」ではなく、ミリ単位の調整ができる医師の技量が、自然美と機能維持の両立には不可欠なのです。

 

ボトックス注射の安全性とダウンタイム

ボトックス注射は、メスを使用しない低侵襲な施術であるため、外科手術と比較してダウンタイム(回復にかかる期間)が極めて短いのが特徴です。特に10単位程度の少量注入であれば、施術に要する時間は数分程度であり、直後からメイクをして帰宅できるケースが大半です。

しかし、皮膚に針を刺し、薬理作用のある薬剤を体内に投与する医療行為である以上、副作用やリスクが完全にゼロというわけではありません。また、施術後の過ごし方によっては、薬剤が予期せぬ部位へ拡散したり、効果の定着が妨げられたりする可能性があります。

ここでは、施術直後の身体的な反応や、万が一トラブルが起きた際の経過、そして効果を最大限に持続させるために推奨される術後の行動指針について解説します。

10単位施術後のダウンタイムと注意すべき初期症状

10単位という単位数は、通常の全顔治療やエラ治療(40から60単位)に比べると注入箇所や薬剤量が少ないため、重篤な腫れや痛みが続くことは稀です。施術当日に最も多く見られる症状は、針を刺した部位のわずかな赤みや膨疹(蚊に刺されたような膨らみ)ですが、これらは通常、数時間から半日程度で消失します。

また、極細の針(30Gから34Gなど)を使用した場合でも、微細な毛細血管に触れることで内出血が生じる可能性があります。内出血が起きた場合でも、直径数ミリ程度の点状であることが多く、ファンデーションやコンシーラーでカバーできる範囲にとどまることが一般的です。これらは1週間から2週間程度で黄色く変化し、自然に吸収されていきます。

稀に発生するトラブルとして、注入部位の違和感や、意図しない筋肉への作用による表情の変化が挙げられます。例えば、額への注入で眉が重く感じられたり、眉尻が過度に上がってしまったりする(スポックブロー)ケースです。

10単位のような少量であっても、注入位置が不適切であればこうした現象は起こり得ます。重要なのは、ボトックスの効果は可逆的(一時的)であり、永続するものではないという点です。万が一、仕上がりに不自然さを感じた場合でも、薬剤の効果は3ヶ月から4ヶ月かけて徐々に減退し、元の状態に戻ります。

また、症状によっては、修正のための追加注入(リタッチ)や、拮抗作用のあるアセチルコリン塩化物の投与といった対処法で早期回復を図ることも可能です。過度に焦らず、まずは施術を受けた医師の診察を受けることが推奨されます。

効果を長く持続させるための術後の過ごし方

ボトックスの効果を安定させ、持続期間を少しでも長く保つためには、施術当日から数日間の過ごし方が鍵を握ります。最も避けるべき行動は、注入部位を強く揉んだり、マッサージをしたりすることです。ボトックス製剤は液体であり、注入直後はまだ組織内に定着していません。

この状態で患部を圧迫すると、薬剤が周囲の筋肉へ拡散し、眼瞼下垂(まぶたが下がる)や口角の歪みといった副作用を引き起こすリスクが高まります。少なくとも術後1週間程度は、洗顔やスキンケアの際も優しく触れる程度にとどめ、エステティックサロンでの顔面マッサージや美顔器の使用は避けるのが賢明です。

また、サウナや激しい運動についても注意が必要です。「ボトックスは熱に弱い」と単純に説明されることが多いですが、医学的には「体温上昇に伴う血行促進」がリスク要因となります。

入浴やサウナによって血管が拡張し血流が良くなると、注入した薬剤が定着する前に血流に乗って周囲へ拡散(ウォッシュアウト)してしまう可能性があります。これにより、ターゲットとする筋肉への効果が弱まったり、予期せぬ部位へ作用したりすることを防ぐため、当日は身体を温めすぎないことが重要です。

以下の表は、施術後の行動に関する一般的なOK・NGの目安をまとめたものです。これらを守ることで、リスクを最小限に抑えつつ、治療効果を最大限に引き出すことが期待できます。

行動項目 推奨・制限内容 理由・注意点
洗顔・メイク 当日から可 患部を強く擦らないよう注意し、優しく行うこと。
入浴・シャワー 当日はシャワー推奨 長時間の入浴やサウナは血行を過度に促進し、薬剤拡散のリスクを高めるため避ける。
運動 当日は控える 激しいスポーツは血流増加を招くため翌日以降に。軽いウォーキング程度なら可。
飲酒 当日は控える 血管が拡張し、内出血や腫れが長引く原因となる可能性がある。
マッサージ 1週間は禁止 薬剤が意図しない部位へ広がり、副作用を引き起こす最大の要因となる。
横になること 術後4時間は避ける 薬剤が定着する前に横になると、重力で拡散する恐れがあるため(念のための推奨)。

 

まとめ

ここで詳述した通り、ボトックス注射における「10単位」という量は、あくまで特定の微細なシワ治療や、効果の出方を確認するための慎重な初回投与といった位置づけにとどまることが多いのが実情です。

特にエラやふくらはぎといった大きな筋肉に対しては、10単位では治療域に達しないことが多く、結果として「効果が感じられない」「すぐに元に戻った」という不満につながる可能性が否定できません。

費用を抑えることは大切ですが、適正量以下の注入を繰り返すことは、中長期的に見てコストパフォーマンスが悪化するだけでなく、抗体産生のリスクを高め、将来的にボトックスが効きにくくなるといったデメリットも考慮すべきです。

満足度の高い結果を得るためには、単位数という数字だけで判断するのではなく、解剖学的な筋肉の構造を熟知し、一人ひとりの筋肉量に合わせて適正な薬剤量を提案できる医師のもとで施術を受けることが推奨されます。ここで紹介している単位数は一般的な目安であり、適切な投与量は筋肉量や症状により個人差があります。必ず医師の診断に従ってください。

まずは信頼できるクリニックのカウンセリングで、ご自身の筋肉の状態を正確に診断してもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。専門医による的確な診断こそが、自然で美しい仕上がりへの最短ルートとなるでしょう。

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