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脂肪注入でしこりができる原因と対策とは?症状の特徴と対策法を徹底解説

脂肪注入は、自然な仕上がりと持続性の高さで多くの方に支持されている美容医療の一つです。しかし、施術後にしこりができるリスクについて悩む声も少なくありません。このしこりは、見た目や触感に影響を与えるだけでなく、放置すると健康リスクにつながることも。

ここでは、脂肪注入後にしこりができる原因やその仕組み、リスクを減らす方法、さらにできてしまった場合の治療法を詳しく解説します。正しい知識を持つことで、美容医療をより安心して利用できるよう、信頼性の高い情報をお届けします。しこりの不安を解消し、美しく健康的な結果を手に入れるためのヒントを見つけましょう。

 

 

脂肪注入でしこりができる理由とは?

脂肪注入は、美容医療において自然な仕上がりを目指す画期的な方法として広く利用されています。しかし、その成功の陰にはしこりというリスクが存在します。このしこりは、見た目や手触りに違和感をもたらし、場合によっては深刻な健康リスクにつながることも。

ここでは、脂肪注入後にしこりが発生する原因やそのメカニズムについて、医学的な視点から詳しく解説します。施術の仕組みを理解することで、リスクを事前に回避する方法も見えてくるでしょう。

脂肪注入後のしこりの発生メカニズム

脂肪注入は、患者自身の脂肪を採取し、特定の部位に再注入する方法です。一見、体に馴染みやすい安全な施術に思われますが、脂肪の定着には複雑な過程があります。以下のプロセスにおいて、しこりの原因となる要因が潜んでいます。

脂肪壊死

注入された脂肪は、血流を通じて酸素や栄養を得ることで生着します。しかし、血流が十分に届かない場合、脂肪組織が壊死する可能性があります。壊死した脂肪細胞が硬化し、しこりとなるのです。特に、大量に脂肪を注入した場合、周辺組織の血流が圧迫されることでこのリスクが高まります。

血流不足

脂肪注入では、注入後に新たに形成される血管(新生血管)が、脂肪細胞を支える重要な役割を果たします。この血管形成が十分でない場合、脂肪細胞が酸欠状態となり、結果として壊死に至ります。特に細かく分散して脂肪を注入しない場合、このリスクが顕著になります。

しこりのリスクを高める施術の要因

以下は、しこりが発生しやすい施術の条件です。施術を受ける際には、これらの要因をしっかりと理解しておくことが重要です。

不純物の混入

採取した脂肪の中に血液や細胞の破片が混ざると、注入した際に炎症を引き起こしやすくなります。不純物の除去が不十分な場合、しこりの原因となります。

大量注入

一度に多くの脂肪を注入すると、圧迫により血流が遮断され、脂肪壊死を引き起こします。適切な量を慎重に分散して注入する技術が求められます。

不適切な施術技術

医師の技術不足や経験の浅さが、しこり発生のリスクを高める要因です。脂肪の適切な抽出や注入方法が守られていない場合、トラブルに発展する可能性が高まります。

 

脂肪注入後のしこりは自然に消える?

脂肪注入後に発生するしこりの原因と仕組みを理解したところで、多くの方が次に気になるのは、このしこりは自然に消えるのか、それとも治療が必要なのか?という点でしょう。脂肪注入後のしこりは、自然に改善する場合もあれば、放置することで悪化してしまうケースもあります。

ここでは、自然治癒が期待できる期間や、治療が必要な場合の見分け方、さらに放置によるリスクについて詳しく解説します。しこりを正しく理解し、適切に対応するためのヒントをお届けします。

しこりは自然に消えることがあるのか?

脂肪注入後のしこりには、自然に改善するものと、医療的介入が必要なものがあります。これはしこりの種類や原因によって異なります。

脂肪注入後のしこりの中には、施術から数週間から数カ月の間に自然に縮小または消失するものがあります。特に、炎症による軽度の腫れや、脂肪の定着過程で生じる一時的なしこりであれば、体内の自然な代謝作用で解消されることが一般的です。この期間中、しこりの硬さや大きさが徐々に改善していくようであれば、心配する必要はありません。

一方で、触っても硬さが変わらない、痛みや熱感を伴う、あるいは時間の経過とともに悪化する場合は、医療機関での診察が必要です。このようなしこりは脂肪壊死や感染症が原因であることが多く、放置するとさらなる合併症を招く可能性があります。

自然治癒が期待できる期間と見分け方

脂肪注入後、しこりが自然に改善するかどうかを判断するには、経過観察が重要です。以下のポイントを目安にしてください。

期間 しこりの特徴 対応の目安
1~2週間 軽い腫れや柔らかいしこりが感じられる。 経過観察を続け、特別な処置は不要。
3~6週間 徐々に硬さが減少し、サイズが縮小する。 正常な経過と考えられるが、不安があれば相談。
2~3カ月 大部分のしこりが解消される。 改善が見られない場合は医師の診察を受ける。
3カ月以上経過後 しこりが硬いまま、または痛みや赤みがある。 医療的介入が必要な場合が多い。

脂肪注入後のしこりが自然に改善するかどうかは、その種類や状態によります。自己判断での放置は、取り返しのつかない問題を引き起こすことも。経過観察とともに、必要に応じて信頼できる医師に相談することが、美容と健康を守る最善の方法です。

 

脂肪注入後のしこりを防ぐ方法とは?

脂肪注入後のしこりは、適切なケアや医療技術を取り入れることで、そのリスクを大幅に軽減できます。これまで、しこりができる仕組みや治療の必要性について解説しましたが、そもそもリスクを回避できるのであれば、より安心して美容医療を受けられるでしょう。

ここでは信頼できるクリニックや医師の選び方、施術時の注意点、さらに術後に行うべきセルフケアについて、具体的な方法をお伝えします。正しい選択と行動が、美しさだけでなく安全性も手に入れるカギです。

信頼できるクリニックを選ぶためのポイント

脂肪注入において、しこりのリスクを防ぐ第一歩は、適切なクリニックや医師を選ぶことです。その選択基準を明確にしておきましょう。

信頼できる医師は、施術前のカウンセリングで詳細な説明を行い、リスクについても正直に伝えてくれます。不安を和らげるためにも、疑問点にしっかり答えてくれる医師を選びましょう。

また、しこりの早期発見と対応のためには、術後のフォローアップが欠かせません。定期的な診察や、万が一のトラブル時に迅速に対応できる体制が整っているクリニックを選ぶべきです。

適切な施術技術がしこりを防ぐカギ!

施術時に使用される技術の精度は、しこりの発生リスクを大きく左右します。特に脂肪注入では、脂肪そのものの品質と注入方法の両方が重要です。以下の先進技術を取り入れることで、さらに安全性と効果を高めることができます。

脂肪の丁寧な抽出と注入!コンデンスリッチ脂肪注入

脂肪採取時には、不純物(血液、細胞破片、麻酔液など)が混ざるため、そのまま注入すると炎症やしこりの原因となります。コンデンスリッチ脂肪注入(CRF)では、特殊な遠心分離機を使用して脂肪を精製し、生存率の高い純度の高い脂肪だけを選別します。これにより、脂肪が組織に馴染みやすく、しこりのリスクを低減できます。

分散注入法で血流確保と滑らかな仕上がり

脂肪を一箇所にまとめて注入すると、血流が遮断され、脂肪壊死や硬化の原因となります。分散注入法では、脂肪を細かく分けて複数層に注入することで、血流を確保しながら脂肪を均一に配置します。これにより、しこりの発生を防ぎつつ、滑らかで自然な仕上がりを実現します。

適切な注入量の調整とナノファットの活用

過剰な脂肪の注入は、見た目の不自然さやしこりを引き起こすだけでなく、脂肪壊死のリスクも高めます。施術時には、患者の体型や目的に合わせた量を慎重に計算し、適切な分量を調整することが必要です。

また、顔の繊細な部位(目の下やまぶたなど)や、肌の再生が必要な箇所では、脂肪をさらに微細化したナノファットを活用することで効果的に施術を行うことが可能です。

術後のアフターケアとセルフチェック法

脂肪注入後にしこりのリスクを最小限に抑えるためには、術後のセルフケアが非常に重要です。正しいケアを行うことで、脂肪の生着を促し、炎症やトラブルを未然に防ぐことができます。ここでは、術後に行うべきセルフケアの方法と、異常を早期に発見するためのポイントについて詳しく解説します。

まず、術後数日間は、施術部位の腫れや炎症を抑えるために冷却と圧迫を行うことが推奨されます。冷却は炎症を和らげる効果がある一方で、強い圧力をかけると脂肪の定着が妨げられるため、圧迫はあくまで軽めに行うことが大切です。また、この期間は体を安静に保つことが重要です。過度な運動やストレスを避け、バランスの良い食事を心がけることで、脂肪の生着を促進し、体が施術から回復するための環境を整えましょう。

さらに、早期発見のためのセルフチェックを習慣づけることも大切です。術後1週間目から数カ月間、施術部位を軽く触れ、硬さや痛みがないかを確認してください。しこりが硬くなったり、赤みや熱感を伴う場合は、早めに医師に相談することが望まれます。触感だけでなく、術後の経過を写真で記録しておくことも有効です。写真は客観的に腫れや変化を観察できるだけでなく、医師に状況を伝える際の参考資料としても役立ちます。

これらのケアを適切に行うことで、脂肪注入後のリスクを最小限に抑え、安心して施術の効果を楽しむことができます。術後は自己管理を徹底し、不安な点があれば遠慮せずに医師に相談することを心がけましょう。

 

しこりができた場合の治療法と選択肢

脂肪注入後のしこりを防ぐための対策を取っても、万が一しこりができてしまった場合には、適切な治療が必要です。これまで解説したように、しこりの種類や状態に応じて適切な対応を選ぶことが、美容と健康を守るために重要です。しこりの治療方法は、その原因や状態に応じて異なります。

症状の発生時期 考えられる原因 適切な対応
術後1~2週間 軽度の炎症や脂肪壊死の初期 経過観察、必要に応じて医師の指示に従う。
術後3~6週間 しこりが硬く大きくなる傾向がある 医師の診察を受け、治療法を検討する。
術後2カ月以上 痛みや赤みを伴う場合 医師の診察を受け、必要に応じて外科的手術を検討する。

また、以下で代表的な治療法を紹介します。

ケナコルト注射

ケナコルトは、抗炎症作用を持つステロイド剤で、しこりを柔らかくして縮小させる効果があります。この治療法は、特に小さなしこりや脂肪壊死が軽度の場合に適しています。注射治療は、外科的な手術に比べて侵襲が少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。

メリットは以下の通りです。

  • 短時間で施術可能(1回あたり10~15分程度)。
  • 通院回数が少ない場合も多い。
  • 目立たない箇所での施術が可能。

ただ、デメリットもありますので注意が必要です。

  • 繰り返し注射が必要になることがある。
  • 稀に皮膚の凹みなど副作用が出る場合がある。

外科的除去手術

しこりが大きく硬い場合や、感染症が疑われる場合には外科的手術が選択されます。しこりを物理的に除去することで根本的な解決を図りますが、侵襲が大きいためダウンタイムや傷跡のリスクがあります。

メリットは以下の通りです。

  • 大きなしこりや感染症の治療に効果的。
  • 一度の施術で治療が完了する場合が多い。

デメリットもチェックしましょう。

  • 入院や長期のダウンタイムが必要になることがある。
  • 傷跡が残る可能性がある。

 

しこりが目立つ箇所別の対処法

脂肪注入後にしこりができるリスクを防ぐための知識や、万が一できてしまった場合の治療法について触れました。しかし、施術部位ごとにリスクや対策が異なることも忘れてはなりません。

特に顔や目の下といった繊細な箇所は、目立ちやすく、適切なケアを怠ると美容的・機能的な問題につながる可能性があります。

目の下や顔への脂肪注入|繊細な部位だからこそのリスク

目の下や顔は、美容医療において特に慎重な施術が求められる繊細な部位です。皮膚が非常に薄く、脂肪の定着が難しいため、施術後のリスクを最小限に抑えるためには、医師の技術力と適切なアフターケアが欠かせません。脂肪注入が成功すれば自然な仕上がりが期待できますが、適切な管理が行われなかった場合、いくつかのリスクが生じる可能性があります。

たとえば、血流が不十分な場合、脂肪が壊死して硬化し、皮膚表面に凹凸が現れることがあります。また、目の下は特にむくみが出やすい部位であるため、施術後の腫れが長期化する可能性もあります。さらに、脂肪を浅く注入しすぎると、硬化したしこりが皮膚表面に透けて見えることがあります。

こうしたリスクを抑えるためには、施術後の適切なケアが重要です。医師の指導のもと、早い段階での適切なマッサージを行うことで脂肪の分散を促し、しこりの形成を防ぐことができます。また、目の下は自己チェックが比較的簡単な部位であるため、腫れや硬さの変化を定期的に観察し、異常があればすぐに医師に相談することが大切です。

ほうれい線やまぶたへの脂肪注入

ほうれい線やまぶたは、顔の中でも動きが多く、脂肪注入の結果が特に目立つ部位です。施術が適切に行われなければ、左右非対称や不自然な膨らみが発生するリスクがあります。

ほうれい線への脂肪注入

ほうれい線は加齢により深くなりがちな部分であり、脂肪注入による改善が広く行われています。しかし、過剰な脂肪の注入は不自然な仕上がりを招くことがあり、血流不足によってしこりが形成されることもあります。

このリスクを防ぐには、脂肪を適量かつ分散して注入する医師の技術が重要です。また、施術後には触感の変化を定期的に確認し、異常を早期に発見することがリスク軽減につながります。

まぶたへの脂肪注入

まぶたは動きが多く、脂肪が定着しにくい部位です。そのため、不均一なしこりやむくみが生じやすく、過剰な脂肪注入は眼瞼下垂(まぶたが重く下がる症状)を引き起こすリスクもあります。

こうしたリスクを抑えるためには、施術後に目の周りの運動を控え、冷却ケアを行うことが効果的です。また、しこりが発生した場合にはケナコルト注射などの非侵襲的治療を選択肢に入れることができます。

クマ取り後の脂肪注入|しこりリスクと役割

クマ取り手術後に脂肪注入を行うことは、目の下の凹凸を滑らかにし、若々しい印象を取り戻すために非常に有効な手法です。しかし、この施術にもリスクが伴います。手術後の炎症が完全に収まる前に脂肪を注入すると、しこりやむくみが悪化する可能性があります。また、クマ取りで皮膚が薄くなった部位では、脂肪が硬化して目立ちやすくなることがあります。

このリスクを抑えるためには、施術のタイミングや注入量に細心の注意を払うことが重要です。炎症が完全に収まる2~3カ月後に脂肪注入を行うことで、より自然な仕上がりを期待できます。また、施術後に硬さや痛みを感じた場合は、すぐに医師に相談し適切な治療を受けることが大切です。

施術箇所に応じた知識でリスクを最小限に

脂肪注入は施術部位ごとにリスクや注意点が異なるため、事前の準備と術後のケアが結果を大きく左右します。特に顔の施術では、目立つ箇所が多いため、慎重な施術が求められます。

しこりが発生してしまった場合でも、適切な治療を受けることで美容的な満足度を取り戻すことが可能です。部位ごとの特性を理解し、信頼できる医師とともに安心して施術を受ける準備を整えましょう。

 

まとめ

脂肪注入によるしこりのリスクは、正しい施術と適切なケアで大幅に軽減できます。しこりができる原因を理解し、信頼できる医師やクリニックを選ぶこと、施術後の経過を丁寧に観察することが重要です。

万が一しこりができた場合でも、ケナコルト注射や外科的治療など、症状に応じた適切な治療法があります。ここでの情報を通じて、脂肪注入のメリットを最大限に活かしながら、リスクを最小限に抑える方法を学んでいただけたら幸いです。美容医療を安全かつ効果的に利用し、理想の美しさを実現するための一歩を踏み出してください。

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