涙袋リフト(外科的涙袋形成)とは?
涙袋リフトとは、専用の極細の医療用糸を用いて目の下に自然なふくらみを形成する外科的涙袋形成術の一種です。従来のヒアルロン酸注入法とは異なり、皮膚表面を切開することなく、まぶた内部の構造に糸を留置することで涙袋の立体的な輪郭をデザインする施術です。
涙袋は、眼輪筋と皮膚の構造が絶妙に折り重なることで生まれる目元の立体感であり、日本においては「やさしさ」「かわいらしさ」「若々しさ」の象徴として非常に高い人気があります。しかし、解剖学的に涙袋がもともと存在しない方や、加齢によって涙袋のふくらみが消失してしまった方にとっては、自然に再現することが難しい部位でもあります。

よくあるお悩み①涙袋がまったくなくて、目元に立体感がない
②ヒアルロン酸だけを入れてもすぐに吸収されて元に戻る
③より自然で可愛らしい涙袋がほしい
④加齢で涙袋がなくなってしまった

施術の特徴

涙袋リフトの最大の特長は、単なるボリュームアップではなく、目元の立体構造そのものを再構築できることにあります。まぶたの裏側(結膜側)から極細の医療用糸を埋没し、眼輪筋や支持組織を適切な位置で引き上げ・固定することで、涙袋の土台を構造的に形成する施術です。これにより、目元の皮膚や筋肉の張りを物理的にデザインし、無理のない自然な立体感を半恒久的に保つことが可能になります。特に「涙袋がもともとない」「ヒアルロン酸では物足りなかった」という患者様にとって、根本的なアプローチとなるのがこの施術です。

さらに、涙袋リフトのもう一つの魅力は、ヒアルロン酸注入との併用が非常に効果的である点にあります。糸によって形づくられたしっかりとした土台の上に、必要最小限のヒアルロン酸を注入することで、ボリュームの調整力と柔らかさを加えることができ、まさに理想的な仕上がりが実現します。単独では出せない「立体感+陰影+光の反射」といった細やかな表情が引き出され、真正面から見ても、笑ったときも、自然で上品な涙袋を演出できます。
ヒアルロン酸の涙袋形成との違いは何ですか?
涙袋リフトは、ヒアルロン酸のように「物を足す」施術ではなく、糸を使って引き上げて固定することで、立体的な涙袋を構造的に形成する施術です。ヒアルロン酸は体内に吸収されていくので形に左右差が出やすかったり思うようなボリュームにならないのに対し、涙袋リフトは持続性・再現性ともに高く、土台から作れる点が大きな違いです。
涙袋リフトは誰でも受けられますか?
基本的には多くの方が施術可能ですが、以下の方は特に適応があります。
・生まれつき涙袋がほとんどない方
・ヒアルロン酸では満足できなかった方
・左右差や流動性の悩みがある方
・若い頃あった涙袋が加齢で消失した方
一方で、皮膚のたるみが極端に強い方や過去に眼周囲の手術歴がある方など、施術前にカウンセリングをもってチェックが必要となります。
ダウンタイムはどの程度ですか?
涙袋リフトは切開を伴わない埋没法のため、ダウンタイムは比較的軽度です。術後に軽度の腫れや内出血が2~5日程度出る可能性がありますが、多くの場合メイクでカバーが可能です。内出血や腫れが出にくいように最善の処置を行いますので、術後は安静とアフターケアを意識いただくと回復も早まります。
効果はどれくらい持ちますか?将来的に元に戻りますか?
個人の代謝状態によりますが、糸リフト使用となりますので半年~数年単位で効果が持続することが多いです。加齢や表情の動きにより若干の変化はありますが将来的に修正や再形成が必要な場合でも、糸の位置調整や追加施術で対応できることがほとんどです。
ヒアルロン酸との併用は本当に必要ですか?
涙袋リフト単体でも十分に自然な立体感を出せますが、より繊細なふくらみの調整や、目元の印象を強調したい場合には、ヒアルロン酸との併用をおすすめしています。糸で構造を支えたうえに、少量のヒアルロン酸を加えることで、光の反射や陰影の調整が可能となり、どの角度から見ても完成度の高い涙袋に仕上がります。
料金表
当院では、患者様にご満足いただくために症状に合わせてカスタマイズ治療法をご提供しております。
患者様お一人ひとりに寄り添い、最適な治療を行います。
涙袋リフト(外科的涙袋形成)
税込200,000円
※モニター募集は随時行っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。