肩ボトックスの単位とは、肩こりや首から肩にかけての張りを和らげる目的で僧帽筋に注射するボトックス製剤の量を表す指標で、製剤の力価、つまり薬としての効き目の強さを示す数値です。この単位は体重約20gのマウスにおける半数致死量を基準に定められた国際的な力価表示であり、ボトックスビスタの添付文書にもこの考え方が明記されています。
肩こり・肩ライン目的での使用量は、両側合計で100〜200単位が一つの目安とされており、片側50単位を5か所に分けて投与する方法を検証した研究報告もあります(J Orthop Surg Res, 2021)。ただし単位は製剤ごとに力価が異なるため他製剤との単純な換算はできず、実際に必要な単位数は筋肉量や症状の程度によって医師が個別に判断するものです。
本記事では医師監修のもと、単位の目安から自分に合う単位の決まり方、効果や持続との関係、単位選びで注意すべき点、そして後悔しないクリニックの選び方までを順に解説します。なお肩こり・僧帽筋へのボトックス注射は自由診療であり、国内で承認されている適応は表情皺等に限られる点にもご留意ください。

国立琉球大学医学部医学科を卒業。国内大手美容クリニックなどで院長を歴任し、2024年アラジン美容クリニックに入職。
特にクマ取り治療では、年間症例数3,000件以上を誇るスペシャリストである。「嘘のない美容医療の実現へ」をモットーに、患者様の悩みに真剣に向き合う。
肩ボトックスの単位は両側100〜200単位が目安
肩ボトックスの注射では、両側合計で100〜200単位程度が一つの目安とされています。単位とは製剤の「力価」、つまり薬剤としての効き目の強さを表す指標であり、注入する量そのものではありません。
肩は顔の表情筋に比べて筋肉のボリュームが大きいため、必要な単位数も自然と多くなる傾向があります。ここでは単位という指標の意味と、肩における目安量、そして顔との違いを具体的に見ていきます。
この章のポイント
・単位は製剤の力価を示す国際的な指標
・肩は両側100〜200単位が一つの目安
・僧帽筋は顔の筋肉より体積が大きい
単位とは製剤の力価を表す指標
単位とは、ボトックス製剤の効き目の強さ、すなわち力価を表す指標であり、注入する液体の体積(cc・mL)とは別の概念です。
1単位は、体重約20gのマウスにおける半数致死量(LD50)を基準に定められた国際的な力価表示です。単位数が多いということは液体の量が多いのではなく、作用の強さの総量が大きいことを意味します。
同じ1ccの製剤でも希釈濃度によって含まれる単位数は変わるため、説明を受ける際は希釈後の総単位数を確認しておくと、施術内容を正確に把握しやすくなります。
肩は両側100〜200単位が目安
肩こりや「僧帽筋」の張りを目的とした施術では、一般的に両側合計で100〜200単位程度が目安とされています。
張りが軽度から中等度の場合は、片側50単位前後、両側で100単位前後から検討されることが多いとされています。僧帽筋の張りが強い場合や筋肉量が多い場合は、片側75〜100単位、両側で150〜200単位程度まで増やして検討されるケースもあるとされています。
僧帽筋肥大の女性20名を対象とした研究では、超音波スキャナーで筋肉が最も厚い点を特定し、その周囲4点とあわせて片側5か所に50単位を分けて注射する方法が検証されました。両側合計では100単位になります。ただし対象人数が限られた研究であり、この数値がすべての人に当てはまるわけではありません。
ただし国内の公的ガイドラインに単一の標準値が明記されているわけではなく、実際の単位数は骨格や筋肉の状態、希望する仕上がりによって医師が個別に判断するものとされています。
顔より単位が多い理由
肩に多くの単位が必要になる主な理由は、僧帽筋が肩まわりで最も大きい筋肉の一つであり、表情筋よりも筋肉の体積が大きいためです。
額や眉間に使われる表情筋は薄く小さいため、片側数単位から十数単位程度でも十分な変化が得られることが多いとされています。一方で僧帽筋は首の付け根から肩甲骨、背中の上部まで広がる大きな筋肉で、体積も筋線維の量も表情筋とは比較になりません。
そのため同じ濃度の製剤を使う場合でも、筋肉全体に作用を行き渡らせるにはより多くの単位数が必要になる、という考え方が一般的です。肩ボトックスの単位数は、僧帽筋の張り具合や筋肉量によって次のように整理できます。
| 張りの程度 | 目安単位 | 特徴 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 軽度 | 両側100単位前後 | 張りが軽く筋肉も薄め | 初めて施術を受ける人 |
| 中等度 | 両側120〜150単位 | 慢性的な肩こりがある | 肩こりが習慣化している人 |
| 強め | 両側150〜200単位 | 筋肉量が多く張りが強い | いかり肩や筋肉質な人 |
あくまで一般的な目安であり、実際の単位数はカウンセリングでの触診や筋肉量の評価をもとに決定されるとされています。
単位数は筋肉量・目的・注射部位で決まる
前章で肩の単位数は両側で100〜200単位が目安になると述べましたが、この数値はあくまで出発点であり、実際に注入する単位は一人ひとり異なります。単位数は筋肉量、施術の目的、注射部位と点数、使用する製剤という4つの要素を踏まえて個別に判断されるとされています。
この章では、それぞれの要素が単位配分にどう関わるのかを具体的に見ていきます。
この章のポイント
・筋肉量や張りの強さで単位を調整
・肩こり緩和かライン重視かで配分が変化
・神経筋接合部が密な領域への点数が鍵
筋肉量・体格で必要量が変わる
筋肉が厚く張りが強い肩ほど、必要な単位数は多くなる傾向があるとされています。
肩まわりの筋肉量には体格や日常の姿勢、筋肉の使用頻度によって個人差があり、同じ標準単位量では効果の出方に差が生じることがあります。そのため施術前には触診や超音波「エコー」検査で僧帽筋上部の厚みや張りの強さを確認し、単位量を調整するという考え方が一般的です。
筋肉量が多い場合は単位を増やし、華奢な体格の場合は単位を抑えて過度な脱力感を避けるといった調整が行われる傾向があります。
目的で単位配分が変わる
肩こり緩和を重視するか、なで肩や華奢な首肩のラインを重視するかによって、注入する位置と単位配分の考え方は異なるとされています。
肩こりの緩和を主目的とする場合は、僧帽筋上部のこりや張りが強い部分を中心に単位を配分し、筋肉の緊張をやわらげる方向で計画が立てられる傾向があります。
一方でなで肩や華奢な首肩のラインづくりを重視する場合は、筋肉の外側の盛り上がりを抑える位置に単位を配分し、シルエットの変化を意識した設計になることが一般的です。同じ肩ボトックスでも目的によって単位の使い方が変わる点は、カウンセリングで確認しておきたいポイントです。
注射部位と点数が効果を決める
単位数だけでなく、どの部位に何点注射するかも効果に関わる要素とされています。
ボツリヌス毒素は神経と筋肉の接続部である神経筋接合部に作用するため、この部位が密に分布する領域を狙って注射することが効果に関わると考えられています。僧帽筋のように広く大きな筋肉では、一点に集中させるより複数点に分散させるほうが、筋肉全体に作用を行き渡らせやすくなります。
単位数が同じでも注射点の位置や数が異なれば効果の感じ方が変わることがあるため、部位設計も単位を決める要素のひとつとして押さえておく価値があります。単位を決める4つの要素を整理すると、次のようになります。
| 要素 | 内容 | 確認観点 |
|---|---|---|
| 筋肉量 | 触診・エコーで厚みを評価 | 体格や張りの強さ |
| 目的 | 肩こり緩和かライン重視か | 希望する仕上がり |
| 注射点数 | 神経筋接合部が密な領域に複数点 | 部位ごとの点数配分 |
| 製剤 | 製剤ごとに力価や拡散が異なる | 使用する製剤の種類 |
4つの要素はそれぞれ独立して決まるのではなく、組み合わさったうえで単位設計に反映されるとされています。カウンセリングではこれらをまとめて確認しておくと、提示される単位数の根拠がつかみやすくなります。
単位数と効果・持続の関係
前章で見たように、単位数は筋肉量や施術目的、注射部位によって個別に調整されます。単位数の違いは効果の強さや持続期間にどう関係するのでしょうか。結論として、単位数を増やすほど効果が強く出るわけではなく、発現時期や持続期間には一定の傾向があるとされています。
この章では、効果が現れるタイミングと持続の目安、そして単位数と効果の関係を整理します。
この章のポイント
・肩こり軽減は1〜2週間で実感しやすい
・持続は初回3〜4ヶ月が目安
・単位数より部位の適合が効果を左右する
効果はいつから出るか
効果の現れ方には体感差があり、肩こりの軽減はなで肩ラインの変化より早く自覚されやすいとされています。一般的に、僧帽筋の緊張がゆるむことによる肩こりの軽減は、施術後1〜2週間程度で実感されることが多いとされています。
一方、肩の輪郭がなだらかになり華奢な印象へ変化していく過程は、筋肉が少しずつ萎縮していく経過をたどるため、変化を実感するまでに1ヶ月程度を要する場合が一般的とされています。施術前後の写真を残しておくと、緩やかな変化を客観的に把握しやすくなります。
持続期間と再施術の目安
持続期間には個人差があるものの、初回は3〜4ヶ月程度が一つの目安とされています。
施術を繰り返すことで筋肉量そのものが緩やかに減少し、効果を感じる期間が長くなると説明されることもありますが、繰り返し投与による持続期間の延長を裏づける明確なデータは確認されていません。
一方で、ボツリヌス毒素製剤には長期間繰り返して投与した場合に中和抗体が産生され、効果が認められなくなる可能性が指摘されています。承認された適応においても、再投与は3か月以内を避けることとされています。
再施術のタイミングは、肩こりの再発やラインの丸みが戻り始めた体感を目安に、医師と相談しながら検討することになります。
多いほど効くわけではない
単位数を増やせば増やすほど効果が強くなるという考え方は誤解であり、注射部位の適合の方が結果を左右すると考えられています。
僧帽筋が肥大した女性20名を対象に、超音波ガイド下で片側50単位を5か所に分けて注射した研究では、施術後に「非常に満足」と回答した割合が80%、「やや満足」が15%で、合計95%が満足と回答しました。一方で5%は満足しなかったとも報告されています。
同研究では筋肉の厚みについて、注射後4週・12週・20週・28週・36週・44週のいずれの時点でも統計的に有意な差が確認されました。ただし差の大きさは時間とともに縮小しており、効果が同じ水準で44週間続くという意味ではありません。単位数を単純に増やすよりも、緊張が強い部位に的確に配分する設計の方が結果に影響すると考えられています。
効果の推移を時系列で整理すると、以下のようになります。
| 時期 | 肩こり | なで肩ライン | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 発現 | 1〜2週間で実感 | 1ヶ月程度で実感 | 施術後1ヶ月以内 |
| ピーク | 2〜4週間で安定 | 1〜2ヶ月で安定 | 施術後1〜2ヶ月頃 |
| 減衰 | 3〜4ヶ月で戻り始め | 3〜4ヶ月で戻り始め | 初回3〜4ヶ月/最長6ヶ月 |
あくまで一般的な傾向であり、個人差があるため、実際の経過は医師との相談を通じて確認することが望ましいとされています。
単位選びで知っておくべき注意点
前章では単位数と持続期間の目安を確認しました。単位選びで見落としがちな注意点は、単位という数値がA型ボツリヌス毒素製剤特有の力価表示であり、製剤が変われば意味も変わるという点です。
ここでは製剤ごとの力価の違い、肩への使用が国内では適応外の自由診療にあたる事実、そして過量投与によるリスクという3つの視点から、単位選びで確認しておきたいポイントを整理します。
この章のポイント
・単位は製剤ごとに力価基準が異なる
・肩への使用は国内適応外の自由診療
・妊娠中や神経筋疾患がある場合は受けられない
製剤ごとに単位の力価が違う
単位という表示は製剤ごとに設定された固有の力価基準であり、異なる製剤同士を単位数だけで換算することはできません。
国内で扱われる代表的なA型ボツリヌス毒素製剤には、オナボツリヌムトキシンAの一般名を持つ製剤、アボボツリヌムトキシンAの一般名を持つ製剤、インコボツリヌムトキシンAの一般名を持つ製剤があります。同じA型ボツリヌス毒素を有効成分としながらも、製造方法や精製工程が異なるため、1単位あたりの効果には差があるとされています。
添付文書には、本剤の力価(単位)はA型ボツリヌス毒素製剤に特有のものであり、B型ボツリヌス毒素製剤とは異なるため換算もできないと明記されています。A型製剤同士であっても、製造方法や精製工程が異なれば1単位あたりの効果には差が生じるため、単位数だけを他クリニックの数値と比べる行為には注意が必要です。
肩への使用は適応外の自由診療
国内で承認されているボツリヌス製剤の美容目的の適応は、65歳未満の成人における眉間の表情皺と目尻の表情皺に限られ、肩こりや僧帽筋への注射はこの適応に含まれません。
添付文書では、眉間の表情皺への1回の投与量は最大で合計20単位まで、目尻の表情皺へは最大で合計24単位まで、両方を同時に治療する場合は1回合計で最大44単位までと定められています。肩へ注射する100〜200単位という単位数は、承認された用量の枠組みを大きく超える量であることを理解しておく必要があります。
肩こりを目的とした僧帽筋への注射は承認適応の範囲外にあたり、国内では適応外使用として自由診療で行われています。適応外使用は違法ではありませんが、その用量や部位における有効性・安全性が国内で承認審査を経ていない領域です。健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性もあります。
施術を受ける前に、適応外である旨と想定されるリスクについて医師から説明を受けることが前提になります。
過量注射のリスクと副作用
単位数を多く設定するほど効果は強まりやすい一方、一時的な筋力低下や左右差、内出血といった副作用が起こりやすくなるとされています。
僧帽筋は肩から首にかけて広がる筋肉であり、過量に注射をすると腕を上げる動作がしづらくなるような一時的な脱力感が生じる場合があるとされています。また注射位置や単位配分に左右差が生じると、見た目や動きのバランスに違和感を覚えるケースも報告されています。
内出血は血管の走行に個人差があることに起因し、施術後数日で自然に軽快することが多いとされています。こうしたリスクを抑える考え方として、体格や筋肉量に応じて単位数を段階的に調整する方法が一般的とされています。
代表的なA型ボツリヌス毒素製剤について、一般名と特徴、単位の考え方を以下にまとめます。
| 製剤 | 一般名 | 特徴 | 単位の考え方 |
|---|---|---|---|
| ボトックス | オナボツリヌムトキシンA | 国内承認製剤の一つ | 製剤固有の力価基準 |
| ディスポート | アボボツリヌムトキシンA | 拡散性に特徴 | 他製剤と換算不可 |
| ゼオミン | インコボツリヌムトキシンA | 不純物質を含まない設計 | 単位基準が独自 |
表に示した通り、同じA型ボツリヌス毒素を成分としながらも製剤ごとに単位の基準は異なるため、単位数の比較は同一製剤内で行うことが前提になると考えられます。
肩ボトックスを受けられないケース
単位数を検討する前に、そもそもボツリヌス毒素製剤を使用できるかどうかの確認が必要です。添付文書では、いくつかの状態が禁忌として定められています。
重症筋無力症やランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症といった全身性の神経筋接合部の障害がある方は使用できません。これらの疾患ではもともと神経から筋肉への伝達が障害されており、ボツリヌス毒素の作用が過度に強く出るおそれがあるためです。
妊娠中または妊娠している可能性のある方、授乳中の方も禁忌とされています。動物実験では、交配前の投与で妊娠率や受胎率の低下がみられたことが報告されています。このほか、製剤の成分に対する過敏症の既往がある方、すでに他のボツリヌス毒素製剤で治療を受けている方も対象外です。
また添付文書には、動物実験において投与部位から離れた筋肉に筋萎縮や筋重量の減少が生じたという報告も記載されています。肩へ用いる単位数は承認された用量を大きく超えるため、既往歴や服用中の薬はカウンセリングの段階ですべて申告してください。適応の可否は最終的に医師が判断します。
単位で後悔しないクリニックの選び方
単位選びで知っておくべき注意点を踏まえると、次に重要になるのはクリニック選び自体の基準です。後悔を避ける核心は、単位あたりの単価だけで比較せず、総額や製剤情報、説明の丁寧さまで含めて確認することにあります。
この章では、価格比較で見落としがちな落とし穴と、福岡で肩ボトックスを検討する際にチェックしておきたい観点を具体的に整理します。
この章のポイント
・単位単価の安さだけで比較すると総額で逆転する場合がある
・必要単位は触診やエコー評価をもとに医師が個別提案する
・製剤名や料金内訳の開示有無を事前に確認しておく
単位あたり単価の落とし穴
単位あたりの単価だけを比較すると、麻酔代や再診料、再施術の頻度まで含めた総額では印象が逆転することがあります。
一般的な目安として、表示されている単位単価が安く見えても、初診料や麻酔代、施術後の再診料が別途加算される仕組みのクリニックでは、総額が想定より高くなるケースがあるとされています。
また効果の持続期間や再施術の頻度によっても、年間でかかる費用は変わってきます。単位単価という一つの数字だけで判断せず、見積もりの段階で総額と追加費用の有無まで確認しておくことが、実務的な比較の視点になります。
必要単位はカウンセリングで見極める
自分にとって適切な単位数は、カウンセリングで筋肉の厚みや張りを評価してもらったうえで、医師が個別に提案するという流れが一般的です。
肩の僧帽筋は厚みや緊張の強さに個人差があるため、触診に加えてエコーによる評価を取り入れているクリニックもあるとされています。同じ体格であっても必要な単位数は一人ひとり異なるため、他の人の症例数値だけを基準にすると、自分には合わない単位設定になる可能性があります。
カウンセリングの場で筋肉の状態を確認したうえで単位数の根拠を説明してもらうことが、適切な単位選びの土台になります。
よくある質問
肩ボトックスの単位数に関して、検索されることが多い疑問を6つ取り上げ、それぞれ簡潔に回答します。
肩ボトックスは最低何単位から効果があるか
一般的に片側50単位、両側で100単位前後から効果を実感しやすいとされていますが、必要な単位数は筋肉量によって異なります。
単位を増やせば肩こりはもっと改善するか
単位数の多さよりも注射部位の適切さが効果を左右するとされており、過量投与はかえって脱力などのリスクにつながる場合があります。
初めての肩ボトックスは何単位がおすすめか
初回は100単位前後から様子を見るのが一般的とされています。効果や体感を確認しながら、次回以降に単位数を調整していく方法がとられます。
肩ボトックスの単位数で料金はどれくらい変わるか
単位数にほぼ比例して費用が変動する傾向がありますが、一般的な目安として、麻酔代や再診料を含めた総額で比較するのが実務的です。
単位が少ないと効果はすぐ切れるか
持続期間は単位数だけでなく、個人差や使用する製剤によっても変わるとされています。単位数のみで持続期間を判断するのは難しい面があります。
他院と単位数を同じにすれば同じ効果になるか
製剤ごとに力価、単位あたりの効果の基準が異なるため単純な換算はできず、単位数を揃えても同じ効果になるとは限りません。
まとめ
肩ボトックスの単位数は体格や筋肉の状態によって最適な範囲が変わるため、まずカウンセリングで自分の筋肉量や症状に合った単位を確認しておくことが実務上の第一歩になります。
両側100〜200単位という目安はあくまで一般的な参考値であり、単位数の大小だけで効果や持続期間を単純に判断することはできません。
使用する製剤の種類が部位や症状に適合しているか、担当医がその点をどれだけ丁寧に説明してくれるかが、実際の満足度を左右する要素になると考えられます。単位数を尋ねる際は、あわせて製剤名や投与部位数、想定される副作用についても確認しておくと、複数のクリニックを比較検討する際の判断材料になります。
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参考文献・出典
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